■ ID
| 1119 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| Occurrence and profiles of chlorinated and brominated PAHs in sediments from industrial areas in Japan and the United States |
■ 著者
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Y. Horii
埼玉県環境科学国際センター
T. Ohura
静岡県立大学
N. Yamashita
(独)産業技術総合研究所
K. Kannan
ニューヨーク州立大学
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2009 |
■ 誌名・巻・号・年
| 29th International Symposium on Halogenated Persistent Organic Pollutants, 24 August, 2009 |
■ 抄録・要旨
| 塩素化・臭素化多環芳香族炭化水素類(Cl-/Br-PAHs)は、その一部がダイオキシン様活性をもつ新規の環境汚染物質である。本研究では、環境中におけるCl-/Br-PAHsの残留蓄積状況を調査するため、日米両国の工業地域から採取した海底及び河川堆積物を分析し、汚染レベルの国際比較を行った。底質中Cl-PAHsの濃度範囲は0.036〜24ng/gであった。東京湾コア試料の分析から、Cl-PAHsは1990年代中頃の堆積層に最も高い濃度で残留していることが判明した。米国底質中のCl-PAHs濃度は、クロロアルカリ工場(8.8ng/g)>New Bedford港(1.9ng/g)>Saginaw川流域(1.1ng/g)の順で、いずれも東京湾コアの表層濃度より高い値であった。Br-PAHs濃度はCl-PAHsの10分の1程度であった。また、Cl-/Br-PAHsの毒性等量はダイオキシン類の10万分の1程度と低いことが判明した。
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■ キーワード
| ClPAH, chlorinated PAH, brominated PAH, sediment |
■ リンク先URL
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